さてさて、というわけで見てきました「硫黄島からの手紙」
前評判がよかったので楽しみにしていました。
父親達の星条旗が今一だっただけに期待大です。
で、まぁ実際の映画ですが、ドキュメントを見ているようでした。
盛り上がりもせず、盛り下がりもせず、たんたんと進んでいきましたよ。
あと、とにかく生々しかったです。
爆弾で吹っ飛んだ姿とか、もろに見ましたよ。
目を背けたくなる事もしばしば。
あとあと、映画の話とはあんまり関係ありませんが
指揮がぐだぐだだと、勝っている間は問題ないですが
負けだすとどんどんぐだぐだになっていってましたね。
前作の父親達の星条旗でも出ていたと思うのですが
「お前はアメリカ人に逢ったことがあるのか!」というセリフが印象的でした。
敵は敵でしかない当時の人には衝撃的な言葉なんでしょうね。
…あれ、出口のない海だったかな、このせりふ。
あとはあれですね。
前作で居所がわからなくなっていたアメリカ兵が
なぜ居なくなったか…という作品のリンクが面白かったです。
まぁでも、見た後には悲愴感が残っただけだったような気がしなくもないです。
悪くない映画でしたが、爽快感とかそういうのはなかったですね。
そんな感想です。